オペラ座の怪人

 調子に乗って、もう一本を池袋で鑑賞。ポスターがAIRと併置だったので同時上映かと一瞬思ったが、AIRは、夜1回のみ上映とのこと。
 作品は、思いっきりミュージカル映画で、始めは違和感バリバリだったが、「The fantom of Opera 〜」の節と怪人登場の音楽のおかげで、すぐ慣れた。
 こちらも先日の『君に読む物語』同様、老子爵の回想という物語内の物語があり、さらにオペラ座での舞台という重層構造をもっている。
 そのうえ、怪人が舞台でヒロインを口説く所などで、わざと構造を崩している部分もあり、話しについていくのに集中力が必要。

 物語内の物語というメタ構造の連想で『ヤミと帽子と本の旅人』の前半をレンタルビデオ店で探して回ったのは、また別の話。