貴婦人と一角獣

 ガンダムUCがきっかけで知った口です。来日展には行きませんでした。

貴婦人と一角獣

貴婦人と一角獣

 下絵描きが誰かも発注者もが誰かも不明な6枚組みの織物を題材に
作品完成までを章ごとに一人称視点で書いた本です。
 エピローグに各自の生涯を紹介してあり、物語世界がきれいに閉じています。
 絵師のいい加減な生き方にあこがれます。字義通りの修羅場をくぐる力はありませんが。